メンタルトレーニングでフィードバックを

私たちがいつも取っている行動は、必ず肯定的な意図があるものです。
つまり、何か行動しようとするとき、私たちは、自分の目的に沿って行動します。それは、その時点でできるだけ最善のことをやろうと、無意識のうちに行っています。
その肯定的な意図を理解するという、メンタルトレーニングを行いましょう。

今回はコミュニケーション学にまつわるお話です。
例えば、あなたが何気ないコミュニケーションを家族と取ったときに、 どのような反応があるのか、確認してみてください。あなたが望んだ反応が返ってきましたか?もしそうでなかったらやり方を変えてみてください。望んだものでなかったからといって、それは失敗ではありません。フィードバックと捉えれば、それすら成功になるのです。

発明王エジソンの有名な話をご存知ですか?エジソンの電球の発明のお話しは聞いたことがある人も多いでしょう。彼は、電球のフィラメントにふさわしい材料をさがすために、数多くの実験を繰り返しました。何度も失敗し、時には実験中に爆発をおこしてしまうことも。
そんな時でもエジソンは『これでまた一つ電球に向かない素材が分かった。だからこれは成功だよ』と言ったことは大変有名です。

目の前に起こった「問題」や「制限」を、新しいことを学び、考え、実行するための絶好のチャンスであると捉えることは、メンタルトレーニングでも大変重要なポイントになります。その「問題」や「制限」は、あなたが成長し、より大きくなるための機会と捉えましょう。

メンタルトレーニングで身につけるNLP

NLPについて、前回少し説明をしましたが、もう少し触れてみましょう。

私たちは、同じことをやっても、成功する人と失敗する人がいます。
その違いとはなにか、成功する人はそうでない人と何が違うのだろう?
成功する人のやり方をまねして、同じように考え、行動すれば、
どんな人でも天才と同じように成功するのではないか?そんな仮説から、優れた天才の行動を観察し、パターン化することでNLPが生まれました。成功パターンを学ぶことで、人は誰でも天才と同じ結果をもたらすことができるのです。

このNLPの前提には一つの重要な考え方があります。
それは、私たち人間の能力は、学習で身につけることができるということ。
人は誰でも、問題を解決するための方法を見つけ、考え方や行動を変えることで、それまでの人生の流れや周囲との関係を良い方向へ改善する力があるということです。

このNLPは開発されてから40年近く経っていますが、今もなお世界中でNLPの研究は続けられており、いろいろな分野において、NLPは優れた結果を残しています。このNLPはセラピー・教育・ビジネス・政治の世界などにおいて、強力で即効性があるツールとして活用されています。

最近ではビジネスにおけるマーケティング手法として、また営業成績を上げるセールス法、さらにはスポーツ選手のメンタルトレーニングとしても、NLPを学ぶ人が増えており、実際にNLPはカウンセリングやセラピーの分野でも目覚ましい効果を上げているのです。

メンタルトレーニング・NLPって何?

メンタルトレーニングのお話しをする時、大変関わりの深いものとして、NLPというものがあります。NLPとは? あなたはNLPをご存知ですか?知っているという人もいれば、全く聞いたことも無い、という方もおられるかもしれません。

NLPとは英語で、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略をいいます。これは、1970年代にアメリカ・カリフォルニア大学のリチャード・パンドラーとジョン・グリンダーが、コミュニケーション心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム論を元にして、セラピーの分野で大変有名な「3人の天才セラピスト」を分析し、開発したものだと言われています。

その「天才セラピスト」とは、
催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
家族療法家の『バージニア・サティア』
ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』です。

この3人を徹底的に研究し、天才が使う『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして、『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化したことで、誰でも簡単に実践できるようにしたものが、NLP (神経言語プログラミング)なのです。

このNLPは、元々は心理療法という分野で急速に広まったものですが、
現在ではその驚異的な効果性が話題となり、世界中のトップビジネスシーンやスポーツの分野でも注目されています。

アメリカのクリントン元大統領が、演説にこのNLPを生かした話や、テニスプレーヤーのアンドレ・アガシ選手もメンタルトレーニングとしてNLPを取り入れ、世界ランク1位になったというのはとても有名なお話です。